重賞展望2

 2歳戦は出走馬がきまらなそうなので、古馬を検証してみる。狙いは阪神牝馬S。もののデータ本によると、マイルの上級条件戦に言われるように、マイル以上に実績のある馬が強いとかなんとか。3、4歳馬が強いとかとも書いてあったな、まあそこら辺を重視して検討してみたい。
 アズマサンダース秋華賞14着からの参戦。とはいえ、阪神1600mはチューリップ賞桜花賞で2着している得意コース。調子の落とし具合が半端でないので軽視したいところですが、ダイワエルシエーロ京阪杯で復活してきたので、この馬も……、があるかも。早熟だったとかいう噂はないのだろうか。
 古馬牝馬世界のお局、オースミコスモ様も出走してくるらしい。このレースは一昨年2着、去年9着、得意とみて良いのか良くないのか。このところは調子一息だけど、春には牝馬限定重賞を連勝した実力の持ち主。7着、6着、6着と着順は微妙だけど、着差とレースレベルを考えれば復調気配にあるとみていいかも。
 オースミハルカさんはエリザベス女王杯2着からの参戦。この秋の充実ぶりが続いているなら、この舞台も負けていられないはず。一昨年のダイヤモンドビコーは女王杯2着からこのレース1着、疲労さえなければやはり最有力馬だろうか。ワタクシはまた本命にしたい気分です。
 前走オーロC勝ち、シャイニンルビーも悪くなさそう。桜花賞3着で、コース適性もある。古馬になって落ち着いてきて、このところの好成績になっているらしいですね。ただ、今年5月に京都の下鴨Sを勝っているけど、他の遠征競馬が散々な成績なのが気にかかったりもする。実力はある馬、悪い気性が出ないか、当日の気配が要注意ですな。しっかし、ダンスもそうだけど、藤沢さんとこの牝馬って……
 前走で復調なったオークスダイワエルシエーロの1番人気は固いところだろうが、着順は別、ひねくれてみたいと希望する。京阪杯掲示板が3歳馬で占められたことは、単に今年のレベルが高い証拠、だなぁ。女王杯の結果を見るなら、牝馬戦線の3歳は一息に思えるけど、京阪杯勝ってるし……
 ここのところ調子の良いスターリーヘヴンはどうだろうか。やはり休み明けの9月から6戦目というのが気になる。前々走ペリエ→前走パスキエときて疲労もたまっているのかな。今回は静観が妥当かしら。
 穴、になるかどうかわかりませんが、フォルクローレは狙うならおもしろそうな一頭。秋の短距離戦線は一息でしたが、牝馬限定のここなら走ってもおかしくない戦績。でも1着は想像しづらいんだよなぁ。2着は十分あると思うので、そこらへんのヒモには忘れないようにしとこう。
 ヘヴンリーロマンス牝馬の重賞組には一息に思えるけれど、前走準OP勝ちという調子は忘れてはいけない。でも、勝ったのは騎手のおかげかしら。前走より斤量減りますし、牝馬は格より調子、の格言からなめてると怖いかも。
 ひいふう、8頭も挙げておけばこの中から勝つ馬も出るだろうナ。