ジャパンカップ回想

 1着ペリエ様、2着ルメ様、他の騎手はなにやっとるんだ。
 ペリエは中団から万全の競馬。藤沢和雄厩舎に念願のジャパンカップをもたらしてくれた、先生、残るはダービーだ。2:24.2の好時計、有馬記念疲労コケを切に願う。
 ルメールは2番手で折り合って進んでいた。直線では一度かわされたフェニックスリーチを差し返すさすがの勝負根性、とはいえ、この競馬ではゼンノを逆転出来まい。有馬記念では勝たせる競馬を望む。狙えるGⅠは来年の宝塚か秋天か、思いきってドバイとかへ飛んでも良いのでは。
 デルタブルースはいきなり出遅れてずっこけたが、直線はじりじり伸びて3着。スタートをばっちりやって前々で競馬をすれば、有馬では逆転の目もおおいにあり得る、あって欲しい。ワタクシはそれを期待したい。
 9着ヒシミラクルは復調まであと一息の気配。来年はデルタとのステイヤー合戦だ。
 案外なのはぜんぜん伸びなかったハーツクライ、得意の府中で後方ママのハイアーゲーム、ずるずると下がったホオキパウェーブ、来年を担う3歳上位陣がこの競馬ではオカーチャン泣くぞ。皐月賞馬はノド鳴り、ダービー馬は引退、菊花賞馬と噂のコスモバルクは頑張ったが、あとは……、スズカマンボに期待しようか。
 外国馬はイマイチっぽさがそのままの結果に。