2回中山2日

 ローエングリンとかバランスオブゲームのような馬を買っておけば……。過去に好走したことがある、というくくりではエアシェイディとカンパニーが該当するけど、どちらも末脚に期待するタイプなだけに、ちょっと違うんじゃないか、という気がしてくるわけです。

 アサカディフィートはOP、G3では好走するくせに、G2になるとてんでだらしない成績なのですが、これまでに走ったG2がいずれも4月以降の暖かい時期に行われているということに注目したい。息の入るコーナー4回の中距離戦が得意な馬で、中山の芝1800mは文句のない舞台設定。最大の難点、というか致命的なのは最後方追走が確実な馬なので、中山記念には最もいらないタイプ。

 じゃあダメじゃん。てなわけで本命は同じくジイさんのプリサイスマシーン。こちらも9歳なのにまだ衰えてない戦績ですし、1400mが得意なら1800mも走るはず。阪急杯でなくこちらを選んだ陣営の判断、前走から2kg減、鞍上はJRA重賞勝ちもある左海騎手、人気もサッパリで穴っぽい雰囲気がぷんぷん漂っているような気がしないでもありません。

プリサイスマシーン 単勝1000円 複勝1000円