重賞展望

 AJCCインティライミマツリダゴッホの人気馬どちらかにしようかしらん、と頭を悩ませてましたが、上位人気のほうに勝利フラグが立ってしまいました。しょうがないので◎はインティ。まあ、考えてみたら去年の天皇賞で本命にしたくらいですから、このメンバーと条件で買わないのはどうかと思うわけですよね。

 今年に入ってから古馬重賞は東西金杯日経新春杯、ダートですがガーネットS、と4レース行われてますが、その勝ち馬の内訳は5、4、5、5歳。昨冬は3歳馬(現4歳)がトレンドでしたが、歳が変わって斤量がチョット増えた分でしょうか、目下波に乗っているのは総大将を北海道に送り出した5歳世代。鞍の上の錘がいなくなって、いちおう世代ナンバー2と目される馬にとっては好材料でありましょうか。

 連対馬に目を向けてみると、9歳アサカディフィート、8歳リミットレスビッド、7歳トウカイエリート、と超古馬も活躍中。京都金杯は2着も例外で5歳エイシンドーバーが突っ込んできてますが、並べてみると、空いているのは6歳。平安Sの6歳馬といえばエンシェントヒルオーガストバイオカフェオリンポスマイネルボウノット

 前走の東京大賞典で、複勝で勝負しよう、と思ってたら雪で馬券を買いに行く気がしなくなって傷を負わずにすんだカフェオリンポス、いちおうG1馬なので58kgという斤量がネックになりますが、順調に使われてて、前に行ける脚質と騎手、調教もうなりをあげていると聞きますし、ここは復活の狼煙を上げるには十分な舞台になりましょうか。

 6歳といわず、超古馬のくくりで眺めると、大賞典で2着に粘りこんだ8歳クーリンガーが過去の平安Sで2着2回5着1回の成績。タイムパラドックスと組んだ時にはお世話になったものです。同じ馬が何度も来るレースですし、左回りがネック? なのかG1の川崎記念でなく、得意舞台のこちらに参戦ということで、勝負気配は明らかでありましょう。登録馬を眺めた時点では◎はこの馬、と直感しましたが、そのとおりに買うべきか否か。傾向からいえば2着ですが、ワタクシ的にはスリージェム、トウカイワイルド、と「でも、2、3着かなあ?」と思ってた馬がしっかり勝ってる昨今ですから、ここはクーリンガーの制覇も期待するのが吉かしら。

 カフェとクーリンガー、二者で悩むところですが、まあ、京都ダ1800mのフルゲートなので内のほうに入った馬を選べばいいと思いますけど、こういうときに限って③クーリンガー、⑤カフェオリンポスとかなったりしそうで。金曜日が待ち遠しいなあ。