重賞展望

 この季節のマンガ雑誌を眺めてますと、学園モノはことごとく文化祭ネタの感。何かクラスで出し物を……ってな話なのですが、、どういうわけかメイド喫茶をやる話がえらく多くて気になります。ワタクシなどが思うには、なにもそんなに凝ることはなく「セーラー服喫茶」でも出展してくれれば大満足なのですが。衣装代もかかりませんしね。アン◎ラ、メイド喫茶ときて次はセーラー喫茶か。もちろんここでウエィトレスさんが着ているのは下手にエロッぽいのではなく、リ◎アンのセーラー服みたいのね。スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのがこの店でのたしなみ。うむむ。

 馬鹿な話は置いといて、今週はひさしぶりにデータで馬券を検討してみようと考えました。毎日王冠の過去9年のうち中山開催の02年を除いた8年間の勝ち馬の戦績は……

1.同年にG1で連対、かつG2以上で連対
04テレグノシス 安田記念2着+京王杯SC2着
99グラスワンダー 宝塚記念1着、安田記念2着+京王杯SC1着
98サイレンススズカ 宝塚記念1着+金鯱賞1着他
97バブルガムフェロー 宝塚記念2着+鳴尾記念1着
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03エイシンプレストン(3着) QEC1着
02ダンツフレーム(5着) 宝塚記念1着、安田記念2着
98エルコンドルパサー(2着) NHKマイルC1着+NZT4歳S1着
97ジェニュイン(5着) 安田記念2着

2.同年に北九州記念で1着、かつ過去に重賞で連対
01エイシンプレストン 01北九州記念1着+99朝日杯3歳S1着他
00トゥナンテ 00北九州記念1着+99小倉大賞典2着
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01ロサード(2着) 01北九州記念2着+01小倉記念1着他
99エイシンビンセンス(9着) 99北九州記念1着

3.バランスオブゲーム
03バランスオブゲーム 中山記念2着、日経賞2着

 例年ハイレベルなメンバーの集まるG2ですが、その中でも同年にG1連対がありステップのG2でも連対しているような、好調期の実力馬が出走してくれば勝ち負けになっています。同じG1馬でも、その実績が前年や過去のものでは勝ち負けには関係ないようです。記憶に新しいところでは、一昨年ファインモーションが1番人気で飛んでましたしね。

 1.の条件の実績は、同年にG1連対、だけでも十分に思えますが、エイシンプレストン、ジェニュインが人気を裏切っているのでちょっとデータからは弱い様子。ダンツフレームはG1で1着2着と、一見すると文句のなさそうな戦績でしたが5着と案外な結果。ただ、この年の毎日王冠は中山開催でしたし、馬も夏負けで馬体重-18kgと精彩を欠いていたこともあったので、例外と見てよいかも。エルコンドルパサーはより強い馬が一頭いたために2着に下がったというところでしょうか。

 次に注目したいのは同年の北九州記念勝ち馬。もっとも、00年01年には1.に該当する人気の実績馬が出走していなかった事実はあります。小倉1800mと東京1800mでは天と地ほど違う条件のように思えますが、1800mが得意で、調子の良い馬、であれば毎日王冠でも狙いがたつ傾向です。01年は北九州記念1、2着馬が毎日王冠でもワンツー、相性は良さそうです。

 あとはバランスオブゲームですが、この年は1.にも2.にも該当する馬が出走していませんでしたので、データでは2着候補でしたが1着になった形でしょうか。

 ちなみに2着馬に共通する戦績をあげてみますと……

1.同年に重賞で連対、かつ3歳時に1800mか2200mの重賞で3着以内
04ローエングリン マイラーズC2着+宝塚記念3着
03トーホウシデン 中山金杯1着+セントライト記念2着
01ロサード 小倉記念1着他+京阪杯1着
00アドマイヤカイザー 京都金杯2着+ラジオたんぱ賞2着
99メイショウオウドウ 朝日CC2着+ラジオたんぱ賞2着
97ツクバシンフォニー 目黒記念2着+ラジオたんぱ賞3着

2.エルコンドルパサー
98エルコンドルパサー NHKマイルC1着他

 こんな感じ。正直な話、1.に該当して沈んだ馬も数多くいますので、もっと良い共通条件があるのかもしれませんが、絞り込むのも面倒になりましたので今日はおしまい。