1回福島8日

 例年になく馬場が荒れてくれたお陰で、僕のフトコロをソコソコに潤してくれた福島開催も今日で終わり。どうせならオーラスもきちんと締めくくって来週からの試練(新潟開催)に備えたい。

 馬だけで考えると、芝1800m牝馬限定G3、この舞台ならオースミハルカが一番に思われる。けれど誰もが思うように、58kgが大問題。かつてクイーンSで大金星を挙げた相手・ファインモーションも58kgの斤量に涙をのんだ。

 昨年の覇者オースミコスモは内の良い枠に入ったが、若さも、昨年のような重賞連続連対中という勢いも今年はなく、鞍上もそうそう信用できないために狙うのは難しい気がしてくる。

 相変わらずサンデーサイレンス産駒がひいふう、7頭も目に付くが、あそこもサンデー、ここでもサンデーでは興がそがれる、まとめて一息ということにして眺めると、やはり狙いたくなるのは中山牝馬Sでも狙っていた2頭。

 マイネヌーヴェルの鞍上が木幡騎手、と福島ならば隅には置けない組み合わせをしている。けれどこの騎手はワタクシ的に昨日のマイネルホライズンで終了。馬自身も前走スローとはいえ5着と抜け切れなかったのも気にかかり、一枚引き下げ。

 やはり最後にはメイショウオスカルが残った。前走の2着はクビ差と惜しい結果で、勝ち馬が出走してこないのならばここでは実力上位だろう。芝1800mで(1220)と堅実なのは魅力であるし、荒れた馬場でも母父のアンバーシャダイなら文句はなく、鞍上にわざわざ後藤騎手が来るというのも推せる材料。隣にこの馬をよく知っている藤田騎手がいるのは気にかかるが、順当に行けば昨年の今日以来の勝ち星はそう難しいことではないだろう。

メイショウオスカル 単勝1000円 複勝2000円

  • 結果

11R 福島牝馬S ⑩メイショウオスカル 1番人気1着(単勝530円、複勝190円)

 オッズも最後には1番人気になったけれど、単勝530円は悪くない結果。