高松宮記念展望
馬券を当てるのに最も有効な方法は……。誰しもわかっているようなわかっていないような。
『天国へ行くために最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである』
──ニコロ・マキアヴェッリ
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今日も宮記念について。出走予定馬と騎手を眺めてみると、ウインクリューガーに吉田稔騎手の名前が。勝つとは到底思えませんが、俄然２、３着の目が湧いてきました。人気でいえば８番人気前後ってとこになるのかしら？ なんにせよ注目です。
ワタクシの展開願望では逃げるカルストンライトオに掛かったメイショウボーラーが絡んで両方失速と見込んでますので、連、三連馬券は荒れること必至。是非とも２着を当てに行くつもりです、三連単で高配当Get！
過去５年間の２着馬を洗ってみると……
04年 デュランダル マイルCS① スプリンターズS①
03年 サニングデール 阪急杯① シルクロードS③
02年 アドマイヤコジーン 阪急杯① 東京新聞杯①
01年 ブラックホーク 阪急杯② CBC賞②
00年 ディヴァインライト 阪急杯② テレビ山梨杯①
近走好調であることが最低条件。今年のメンバーで前二走とも馬券圏内の馬は……。香港遠征をなかったことにすれば例の３頭。
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なんだか書き出す気も起きないので、３着馬を洗ってみたい。こちらは近走より注目すべき条件があるように思われる。
04年 キーンランドスワン 04シルクロードS①
03年 リキアイタイカン 01CBC賞①
02年 スティンガー 00京王杯SC① 01京王杯SC①
01年 テネシーガール 99ファンタジーS①
00年 アグネスワールド 99CBC賞① 97函館3歳S①
16人気テネシーガール、10人気リキアイタイカンなどもいながら、なんだかんだいって皆以前に短距離重賞を勝ったことのある馬ばかり。ちなみに今年の出走メンバーを眺めてみると、例の３頭に、
キーンランドスワン、ギャラントアロー、ゴールデンキャスト、タマモホットプレイ
の７頭が当てはまる結果に。やはり人気サイドばかりですが、穴っぽいところならタマモホットプレイあたりが狙い目か。おや、冒頭にあげたウインクリューガーが候補に含まれてないぞ？
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それでは勝ち馬についてはどんな傾向があるのだろうか、実のところこれが一番大事。（）内はそれまでの芝1200ｍ戦の結果
04年 サニングデール（6422）＊勝ち星が全て芝1200
03年 ビリーヴ（7114）＊勝ち星が全て芝1200
02年 ショウナンカンプ（2000）＊芝戦の勝ち星が全て1200、目下２連勝
01年 トロットスター（4302）＊負けた2戦はＧⅠ（スプS・３歳時、宮記念・４歳時）
00年 キングヘイロー（0010）＊スプリンターズS３着
過去の戦績から眺めても、生粋のスプリンターといった感の馬ばかり。キングヘイローにしても初めて走った短距離戦がＧⅠ３着ですから、もしもっと早くから使っていれば……と思わせる結果でありましょう。さて、今年の出走メンバーでは、
カルストンライトオ（7366）＊勝ち星全てが芝1200以下
プレシャスカフェ（4000）＊芝戦の勝ち星が全て1200、目下４連勝
メイショウボーラー（2001）＊負けは出負けしたCBC賞の0.1秒差４着
やはりこの３頭ですね。荒れることを期待するのは止めたほうがいいのかしら。しかし、もし、もし前にいる馬二頭が潰れたとすれば……
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そんな理由で例年より１つずつ着順が繰り上がるとすれば、４着馬のデータも調べておかねばなるまい。なんか無駄な気もするし飽きてきたので簡単に、前年の秋以降重賞勝ちがありました。
04年 ギャラントアロー スワンS①
03年 テイエムサンデー シルクロードS①
02年 リキアイタイカン CBC賞①
01年 ダイワカーリアン 富士S①
00年 ブラックホーク 阪急杯①、スプリンターズS①、スワンS①
なんでブラックホーク負けたんでしょうね……
