重賞展望

 つくともつかずとも1番人気の単勝で、複勝を買っておけば万全の堅い阪神大賞典ですが、例年にない低調な顔ぶれに穴狙いの眼がキラリと光るとか光らないとか。
 過去のデータを眺めて言えることは、強い馬がいたらそれから買え、ということでしょうか。上がり馬より実績馬が結果を残すのがこのレースであります。とはいえ、一昨年のヒシミラクルのように、実績随一でも近走が良くない馬は買ってはいけないようです。実績とはどれくらいで、近走の良非はどう判断すればよいのか……、ふだんは参考にしませんが、このレースに限っては大多数の意見、人気、が役に立ちそうです、なにせ1番人気が10年で(8200)、これに乗らない手はありません。
 終わってしまった。これではイカンので若葉Sでも検討してみましょう。
 中山から阪神に移ってから5年間行われていますが、朝日杯馬アドマイヤドン、後の皐月賞ノーリーズンが沈んでシゲルゴッドハンドが勝った平成14年のレースとか、後のダービー馬アグネスフライト新馬エリカ賞を連勝から臨んだ1番人気モノ、ヒダカサイレンスが飛んで、折り返しの新馬戦を勝ったばかりのクリノキングオーが制した平成12年のレースなどの過去もあり、荒れる気配もぷんぷんと漂ってまいります……