水滸伝とか

 いやあ、没頭中です。まず始めに吉川英治さんの「新・水滸伝」を読み終わったのですが、70回を少し過ぎたあたりで絶筆になってしまっているので、ここはやはり100回まで読んでみたいもの。図書館に行ってみますとどういうわけか途中まで置いていないので悲しい思いを。しょうがないので「北方・水滸伝」を借りてきて読み始めたのですが……この人(北方謙三氏)の書いた本は初期のハードボイルドしか読んだことがなかったのですが……。16巻まで単行本が出版されていて、現在も小説すばる誌で連載中らしいのですが、出版されている分は読んでみよかな、と。
 そうして7巻あたりまで読んでいますと、べつに関連があるわけではなく、僕の頭のネットワークが勝手に結びついただけなのですが、「シベリア超特急」を見たくなってしまいました。
シベリア超特急」とは、かの名映画評論家・水野晴郎氏が制作・監督・脚本・主演・原作・主題歌(原作と脚本の区別がわからないのは僕だけでしょうか)までつとめた伝説の迷作……今調べてみるといつのまにやら6作も作られているらしい! しかも、いつのまにやら「5」がロードショーされているらしいので、早速見に行かねば! とまれ、せっかくだから第一作目から見返さねばなるまいと思い、レンタルビデオ屋を8軒回ったのですが、──置いてない。明日はもっと遠くまで足を伸ばさねばなるまい。もしこの映画を100人の人が見たら……僕はその中のオンリーワンであることでしょう。ちなみに8軒で見つかったのは「シベリア超特急2」のDVDが一枚のみでした。