朝日杯FS展望2

 今日も朝日杯フューチュリティーステークスについて。長ったらしくて読みにくいです。昔みたいに朝日杯2歳ステークスと簡潔にするか、阪神と合わせて朝日杯ジュベナイルとするか、個人的には2歳Sの方がいいかな。
 それでは有力馬の検証でも。
 新潟2歳S勝ち馬のマイネルレコルトは前走の京王杯2歳Sで土がついて株価暴落、と思いきや新潟での2着ショウナンパントル阪神JF勝ち、3着スムースバリトン東スポ杯勝ちを収めたことで、再浮上。前走が出遅れてちぐはぐな競馬だった、と理由付けがされているだけに、まともなら、やっぱり……、となってもおかしくはないか。
 京王杯2歳Sを、久々ながら勝った馬はスキップジャック。最内をするっとすくったあたりは上手くハマった感があるかも。函館2歳Sではディープサマーに0.5秒差、マイルならこの差はどうなるのか。
 札幌2歳S勝ち以来の出走がストーミーカフェ、未勝利戦ではニシノドコマデモを0.4秒差、比較すれば能力はかなり上位にいるはず。ちなみに札幌2歳Sの勝ち時計は1:49.9、過去に1:50.0を切った馬はジャングルポケット(49.6)、タガノテイオー(49.8)、テイエムオーシャン(49.9)の3頭のみ、出色の好時計とみるべきだろう。これまでの戦績から見て、最有力の1頭にちがいない。問題は新馬戦でディープサマーに1.9秒もちぎられていること。
 デイリー杯2歳S勝ち、東スポ杯2着のペールギュント。戦績に不満はないが脚質がたいへん不満。朝日杯は好意につけられる馬が走るレースなので、後方から行くこの馬は一枚評価を下げるべきか。同厩のローゼンクロイツとの兼ね合いで朝日杯に回ってきたとか。
 OP萩S勝ち馬はテイエムヒットベ。0.1秒破ったヴァーミリアンが京都2歳S2着、ディープサマーが京都2歳S4着のために、比較すればストーミーカフェスキップジャックよりも上位になってしまう。怪しい名前にヘクタープロテクター産駒、九州産馬、人気はきっとないだろうが、穴馬としてたいへん魅力的な一頭ではある。とはいえ、一昨年の萩S勝ち馬テイエムリキサンは朝日杯3着、去年のスズカマンボは13着、穴馬は穴馬として終わる可能性も特大。
 OP福島2歳Sを勝ったローランコングレだが、1200mしか走っていないのは割引。底を見せていないことは気になるが。
 函館2歳S2着、京都2歳S4着のディープサマーだが、前走が久々で一息だったというだけに、評価を下げるのは良くないか。もっとも、前2走とも勝っていない馬はこの10年間連対してないというデータがあるので、気にはなる。2000m→1600mの距離短縮はこの馬には有利なはずだが……。
 今日はこんなとこで。