重賞展望2

 今週はステイヤーズS、このところ逆風の吹きまくっている長距離レースですが、個人的には大好きなので、是非とも当ててみたいところ。去年はイングランディーレから熱く単複勝負を仕掛けて玉砕(4着)したレース、今年こその決意です。
 データからは近走、菊花賞アルゼンチン共和国杯組、ドンカスターSの一桁着順の馬が好走するようです。今年は菊花賞に出走した馬がドンジリのコスモステージしかおらず、ドンカスターSにいたってはレース自体が消滅しているので、実質はアルゼンチン共和国杯組のみ。
 そのアルゼンチン共和国杯から4着ダイタクバートラム、6着エリモシャルマン、8着ハッピールック、10着グラスポジション、12着チャクラが出走してきます。実績から見てダイタクの1番人気は動かしようがなさそう。唯一不安があるとすれば鞍上でしょうか。長距離は騎手で買え、の格言もありますし小牧騎手では一抹の不安も感じられます。と思って新聞記事を見たら、なんとデムーロ様! 本命確実でよいかも。エリモシャルマンハッピールック、チャクラは去年の231着馬。着差はクビハナだけに、今年の着順は調子次第かな。
 別路線からは3連勝中のメイショウカチドキが参戦。とはいえ、過去に走った最長距離から1000mも伸びる今回のレース、勢いが直結するのか。別のデータから、OP勝ちか重賞好走も条件らしいので、準OP勝ちからの参戦は不安もあります。父エリシオというのもチョット……
 個人的に気になる穴馬は、タマモクロス産駒のコスモステージ。菊ではハナを叩けずシンガリ負けを喫しましたが、前走の晩秋特別ではアッサリ勝利。このレース、去年はウインジェネラーレが、かつてはトシザブイが3歳で勝ったレースでもあり、長距離で後の活躍が期待されます。とはいえ、1000万条件、メイショウカチドキより劣り、過去の話では次走でステイヤーズSに向かったトシザブイはボロ負け。逃げ馬ということもあって軽視は禁物ですが、やはり穴にチョット買う程度にとどめるのが正解かな。
 ラヴァリージェニオは岡部騎手での出走。とはいえ、長距離に強かった往年の騎乗は期待できないかな、軽視は禁物、とだけ今は思っておこう。騎手で言えば、ノリさんがどの馬に乗るのか気になるところです。
 やはり中核はアルゼンチン共和国杯の上位組か。