阪神JF展望2

 ラインクラフトが本当に信頼に足る馬なのかを検証してみたい。
 ファンタジーSを制して阪神JF阪神3歳牝馬S)に進んだのはこの8年間で6頭、1人5着、1人1着、1人4着、4人15着、7人5着、3人2着の成績。この3年間ではスイープトウショウが2戦2勝、ピースオブワールドが4戦4勝、キタサンヒボタンが4戦4勝の成績で本番に臨んで、勝ったのはピースオブワールドのみ。この結果を見るとファンタジーSを勝って2戦2勝になったからといって、万全の信頼は置けないといえよう。
 とはいえ、去年のスイープトウショウは直線で足が止まる不利を受けての5着、これを勝っていたと仮定する。そしてキタサンヒボタンの鞍上は須貝騎手。その年、勝ったタムロチェリーペリエ様、2着アローキャリーはファロン様、これで勝てというのは、無理だ。実質的に負けたのは3着のオースミコスモのみ。となれば、無敗で、ファンタジーSを制して、阪神JFに進んだ馬の成績は(2100)となる。よっしゃ。