ジャパンカップダート展望

 実はPATに入っている金が15分の1になってしまいました。
 トータルインパクトはどれくらい走れるのか。昨年のフリートストリートダンサーは重賞勝ちすらないショボイ馬でしたが、勝たれてしまいました。とはいえ、重賞ではプレザントリーパーフェクトの2着(半馬身差)もあり、トータルインパクトの2着(2馬身差)もありました。その伝でいけば、アドマイヤドントータルインパクトには敵わない計算に。なんてこったい。
 対する日本馬はアドマイヤドンがやはり筆頭。カフェオリンポスジンクライシスビッグウルフピットファイターといったマイ注目馬はことごとく回避、あらら。残ったのは最近充実著しいカイトヒルウィンド、距離が長そうなユートピア、前走負けすぎでないかナイキアディライト、ダート戦線関脇格のタイムパラドックス、小結クーリンガー、いずれも逆転まで思い浮かばない面子。
 そのなかで異彩を放っている一頭が。ダートに新境地を求めようとローエングリンが参戦するようです。父Singspiel、産駒のMoon Balladともにドバイワールドカップを制していますから、基本的にダートが合わないことはないように思われます。それに、一昨年の社台一番星ですから、一つくらいGⅠを勝ってもらわねば。去年の一番星サクラプレジデントは結局一つも取れないで引退しちゃったし。ここ一発の詰めの甘さがダートで解消されるのか。
 やはり確実に走ってくれそうなのはアドマイヤドンですから、万一のことを考えて連で流せば外さないんじゃないかなぁ。なんか話題にも上らないようだけど、ドンは現在GⅠ7勝馬で、今回勝てば8勝で歴代最多記録が更新されるんですよ。しかも、マックイーン&ドーベルに並んで4年連続GⅠ勝ちを記録中。交流GⅠはGⅠにカウントされないんでしょうか。
 個人的な話、プレザントリーパーフェクトが回避すると聞いたことで、予想する気が三分の一くらいになっています。