天皇賞展望

 せっかく新潟開催が始まるというのにワタクシは貯金生活。どうにかして日本(中央競馬)銀行の暗証番号を知りたいわけですが。

 今週末はもう天皇賞。タケ兄様が海外遠征、高速馬場、多頭数レース、なんとなく荒れそうな気分が漂ってくるのではありますが、アイポッパーアンカツねえ。上位人気はアイポッパー、サムソン、3番人気以下はちょっと混戦模様と思いますが、ネヴァブショントウカイトリックデルタブルースあたりが候補、その次にトウショウナイトマツリダゴッホといった具合になりましょうか。

 まず浮かんだ直感ではデルタブルースが本命候補であります。阪神大賞典では4着に負けましたが、この馬が菊を制したときの早め先頭ではなく、道中は控えた上に1、2着馬に先にあがられる展開、切れないこの馬にとっては仕掛けが遅かった、といえるレースではありました。ジョッキーもレース後の弁でその旨語ってますし、本番ではもっと早めに前に行くレースをしてくれることでしょう。

 ただ、阪神大賞典のレース上がりが(11.7-10.9-11.4-12.2:46.2)、菊花賞の上がりが(12.3-11.8-11.7-12.3:48.1)とまるで違っていたのが気になるところ。おそらく目下の速い馬場に、飛ばす馬もいないでしょうし、阪神大賞典のような11秒台が連発する上がりになって、デルタには不向きなレースになる可能性が高いかもしれません。

 そうなると、早い上がりで、かつ京都の長いスパートをこなせるような馬が本命となりそうで、アイポッパーは実に勝ちそうな馬に見えてまいります。年齢を気にする向きもありますが、7歳馬といえば一昨年ビッグゴールドが2着してたりしますし、評価を落とす材料にはならないのが、たぶん正解。この馬に勝てるかどうかが考えるのが単勝の穴馬、連勝の穴馬は長く早い上がりに対応できるかどうか、が選び出すポイントになってくるでしょう。

 ワタクシが考えるのは、無論単穴。そうなると浮上してくるのが、ファストタテヤマで……げ、幸四郎でないか、やっぱやめました。