3回中山8日

 今年の弥生賞はレースのテン3Fが34.5秒と猛烈に速い競馬。前が飛ばしてたとはいえアドマイヤオーラは35.6秒で走ってますし、上がり34.8秒、タイムも2:00.5ですから、そのまま皐月賞と言ってもおかしくないようなレースでありました。とはいえ、まあ、皆様よくお分かりらしく4戦4勝重賞3勝のフサイチホウオーを抑えて一番人気、普通に勝てるのではと思いますが、ワタクシ的には別の馬に熱視線。

 アサクサキングス百日草特別が優秀で、かのコスモバルクが勝ったレースに比べても遜色のない時計であります。確実に先行してくれそうな脚質で、母親がジェニュインの全妹というのも強調したいところ。過去の傾向からはきさらぎ賞以来というローテが不安で、騎手にいたっては大不安なのでありますが、日曜はこの一鞍のための中山行きとか、それだけ気合を入れての東上で……、というより単に乗り馬が集まらなかったという気はしますが、カワカミプリンセスの主戦に決まっていることですし、今年と来年くらいは気張って騎乗してほしいものであります。

 逃げられればなによりですし、サンツェッペリンあたりが行って淀みのない流れなら望むところ。4戦3勝、唯一の敗戦であるラジオNIKKEI杯は、スタート一息で中団押し上げる不自由な競馬で、直線では例の不利、これなら見限れません。

 今年亡くなったオーナー悲願のクラシック制覇とかなんとか、そこらへんの人情話も加味して、ここは一発、勝負、勝負!

アサクサキングス 単勝4000円 複勝3000円 ワイド⑫⑮3000円