天皇賞回想

 逃げ馬不在に注目レースでしたが、大方の予想通りに佐藤哲三騎手と◎インティライミが飛ばす展開。

12.8-11.3-11.3-11.4-12.0-12.1-12.3-11.9-11.2-12.5
(58.8-60.0、1:58.8)

 前夜の雨に曇り空で、馬場は若干ゆるめとのコメントでしたが、最終の1000万下こそ1:34.9ではありましたが、10Rの1600万下が1:21.3、2歳500万下で1:22.5と時計は少し速め。天皇賞は、ラスト1Fで12.5秒とかかったのは気になるところですが、速かったのかなあ? 縦長で前が残る展開でしたが、後ろの差しが不発だった印象も。

 勝ったダイワメジャーにとっては前が飛ばしてくれたのはなによりで、インティライミが行くことを考えてれば、一番有力なのはこの馬。ノドとか、直線とか、そんなこんな理由をつけて外してた自分が恥ずかしいことです。次走のマイルCSでも最有力な馬でしょうが、京都なら差されそうとは思いました。

 2着はダンスインザムード、と思ってたら、同じ勝負服のスウィフトカレント。もはやナニをいわんや、でありますが、凄すぎる騎手。これで去年の秋から3連続天皇賞2着ですか。正直なところ、この馬が2着の価値はワタクシにはよくわかりませんので、柏木集保サンの記事を参考にしておこう。

 アドマイヤムーンは猛然と追い込んできたものの、届かずの3着。マイルCSに向かうなら、勝ち馬よりこちらの方が有力に思えますが、みんなそう思うだろうなあ。人気ははたして。

 4着コスモバルク、5着スイープトウショウ、なんとなく定位置という気はしますが、スイープは例のごとく不発の類で、どこに向かうにせよ次走は当然要注意。

 下位で気になる馬は、ハットトリックの鞍上が変わるなら注目。ペリエか……、一度乗って大敗してますが四位サンあたりでも。