菊花賞回顧

 誰もが頭の中に浮かべると思いますが。

13.3-11.5-11.7-11.7-11.4-12.1-13.1-13.5-12.7-12.9-12.3-11.9-11.6-11.5-12
(59.6-64.3-59.3)

12.8-11.5-11.1-11.6-11.7-11.7-12.9-12.8-12.9-13.2-13.0-11.9-11.2-12.5-12.2
(58.7-63.5-60.8)

 上がセイウンスカイ、下がアドマイヤメイン菊花賞。一度目の坂で後続を離して、1コーナーからペースを落とし、坂の下りでラストスパート。3コーナーあたりではワタクシの頭の中にタケ兄様が「セイウンスカイしちゃいました」とかなんとかインタビューを受ける姿が浮かび、直線向いてからは完全に勝ったと思ってましたが、外から上がり34.0秒、さらに外には33.5秒の幸四……いや、馬が。

 三冠の懸かったメイショウサムソンは4着。アドマイヤメインの逃げを捉えきれずに……、期待したとおりの負け方をしてくれたのですが。

 勝ったソングオブウインドはこれで芝(2210)、ダート(1220)、どこかの菊花賞予想データに「堅実な成績の馬」ってのがあったけれども。そういや2着ドリームパスポートもこれで(3530)と4着以下なし、来年以降も覚えておきたいデータであります。次走ジャパンカップに行くのなら買いたい馬、フロック視されて人気ナシ、とおおいに期待しているのですが。

 横山ノリさんはこれで4年……、ううっ、これ以上は涙が出てくるので申し上げられませんが、ドリームパスポートは文句なくこれからも有力馬の一頭。同厩馬との兼ね合いで中長距離路線を進みそうですが、今年は有馬記念、来年は天皇賞より安田記念で会いたいなぁ。

 3着アドマイヤメインは、これで負けたらしょうがないレース。逃げの上手い岩田騎手あたりで有馬記念に出てくるようならば。ヨシトミ騎手は……できればやめて欲しいのですが。

 5着は1000万上がりの中からアクシオンが。菊5着といえば、フサイチアウステルストラタジェムマッキーマックス、長距離適性はあるけど2000m超のG2あたりで翌春食わせ者にになる馬が多い印象。同じ菊5着でもダンツフレームとかバランスオブゲームみたいな印象は……ないよなあ。