5回京都4日

1.ローズS組が好成績、9年連続で連対
(→アドマイヤキッスシェルズレイフサイチパンドラ、……以下)

2.前走好走馬、前走1着かローズS3着以内
(→ブルーメンブラットアドマイヤキッスシェルズレイフサイチパンドラカワカミプリンセスサンドリオン、トシザサンサン)

3.桜樫で伏兵が勝った年は荒れる
(→桜花賞6人気、オークス3人気、……荒れる?)

4.外枠有利、5枠〜が毎年連対

 上記の分析はありますが、ワタクシ的にここでカワカミプリンセス◎は譲れないところ。秋華賞特注のダンシングブレーヴ系(Lyphard系)で、枠も絶好のところに入ってくれましたし、これで単勝4倍つけば勝負したい……、のですが、さすがにそこまではつかないか。陣営が「テイエムオーシャン以上云々」吹いてるあたりはたいへんに不安な点。

 相手筆頭はアドマイヤキッス、といきたいところですが、春に「使い減りする」と嫌った過去がありますので、前走以上のパフォーマンスは期待できないとみます。ま、鞍上が鞍上ですし切って捨てるわけにも。

 桜花賞キストゥヘヴンは鬼門っぽい最内で、前走があのセントライト記念を5着とG1馬にしては冴えない結果。とはいえ、桜花賞馬が秋華賞に出走した結果は(32020-0)、さすがに同世代戦だけあって大崩れはないようで、軽視するには躊躇してしまいます。内からスンナリ行ければ勝ち負け、詰まる怖れも多分にあるのが馬券の買い方に悩ましいところです。

 穴っぽいところを選ぶとすれば、カワカミと同じダンシングブレーヴの孫で、母の父にこれまた秋華賞特注血統のトニービンが入ったサンドリオンが気になる馬。目下3連勝、前走の紫苑Sは前が飛ばしたとはいえ1:47.2で上がり33.6秒の好タイム勝ち。乗り代わりなのと、コマンダーインチーフといったあたりはナニな部分ですが、人気を考えると妙味は十分。

 ブルーメンブラットは前走が大倉山特別をレコード勝ち、2、3着馬が次走に勝ちあがってますし、レースレベルは推して知るべし。ですが、札幌芝1500mは見たとおりマイル以下のレース。半兄にジョイフルハート、京都芝2000mは長いんでないかなあ、というのがワタクシの見解。単騎で行ければ、と思いますが、それはちょっと考えにくいメンバーで。

 古馬に混じって重賞を勝っているソリッドプラチナムは、内枠に小牧騎手というあたりが目も当てられないところ。偏見はよくありませんが、ここは消しの一手。

 もう一頭くらい選ぶなら……、恐ろしく人気を落としたフローラS1、2着馬なども気になりますが、サンドリオンに注目した伝で紫苑S2着のキープユアスマイルをチョイス。戦跡を眺めると大崩れしたのはオークスのみで、毎度上位の上がり時計を使ってますから、ジョッキーがウイングレットを思い出してくれるなら関西圏でもあるいは。

 以上を印にすると以下の順、

カワカミプリンセス
サンドリオン
アドマイヤキッス
キストゥヘヴン
キープユアスマイル

 ですが、買い方は基本に戻って単複。せっかく印をつけたのでBOXで10点になる三連複も買っておきます。

カワカミプリンセス 単勝1500円 複勝2500円
三連複①⑨⑪⑫⑬各100円