4回東京2日

 逃げるのは内のダイワかメジロか、どちらにせよ早くはならない気配はあります。

 カンパニーは内枠の福永騎手ということで、おそらく直線インをつく競馬になるはず。前が詰まって脚を余すか、上手く抜けて突き出てくるか、たぶんピンかパーかというような極端な競馬になってくれるはず。外を回すようなことがあったら、たぶん昨年の二の舞でパーに。

 アサクサデンエンの藤田騎手は強気な仕掛けが定評。それでいて馬場も読んでますし、今年の安田記念のように腹をくくった騎乗もできるので、信頼できる騎手の一人といえます。開幕週で積極的な競馬が求められるこのレースは合っている人、なのですが、いまだ未勝利どころか連対すらナシ。ならば苦手なレースなのか……と思いきや、調べてみるとデビュー以来なぜか2度しか騎乗しておらず、中山開催を除くと、去年のグラスエイコウオー(16番人気16着)が初騎乗。今年は1番人気にもなりそうな実力馬に乗ってますし、まず崩れないんでないかなあ。

 ダイワメジャーの安藤騎手はどちらかといえば内枠が得意な人ですが、馬にとってみれば大外枠というのはプラス材料(疾病中を除くと6枠〜(2201))。まあ、長い直線ですし、ペースも速くならない気がしますので大人しく押さえに回してもいいとは思いますが、案外ついてる単系オッズは魅力的。

 ダンスインザムードに騎乗する北村騎手は、かつては内でしか買いたくなかった人でしたが、今年の春から外枠でもコンスタントに勝てる人に進歩。馬が対ダイワメジャー4連敗中というのは気になりますけど、安田記念では後ろからの競馬になってましたので、東京適性を考えるとマトモならこちらの方が上かも。今年から牝馬限定G1勝ちは1kg増で済むようになったので、そのあたりは恵まれた話で。

 テレグノシスに大野騎手。何も考えずに大外を回してくる勝浦騎手のほうがこの際は良かったのですが……。それでも一昨年1着、去年2着の馬なので三連単の押さえは忘れずに。

 ローエングリンは差しに戦法を変えて……、また4着かなあ、とかなんとか。

 馬券は一番信頼できそうな馬から。

アサクサデンエン 単勝2000円 ワイド⑦−⑩⑯各1000円