3回新潟7日

 人気はおそらく武兄サマ騎乗のジョイフルハート、カツハル騎乗のトウショウギア、と続くところでしょうが、ジョイフルはアイビスサマーダッシュ脚部不安で回避してからの参戦で、トウショウはクラスターC以来まともに時計出してませんし、ここは嫌ってみるのも一興ではないかしら、と思ってしまいます。

 上記の二頭を外すと、次に注目したくなるのは最内と大外に入った二頭ではありますが、エイシンは出遅れ騎手と枠順がたいへんに不安で、トシザヘネシーはこのところの戦績を眺めてますと、前走快勝しているのが気になるところであります。

 となると、新潟ダート1200mで大堅実なリンガスローレルがやはりここでも期待すべき馬になるでしょうか。同条件の北陸Sを(03100-0)、BSN賞(越後S)を(01110-1)で、この条件は滅法得意。準OPに長く在籍していた当時は「賞金稼ぐためにわざと負けてるんでないの?」と疑ったものですが、もう降級することもなくなってOPで稼ぐしかありませんし、既に7歳の牝馬、いいかげんに繁殖入りの話が聞こえてきても不思議ではないお年頃で、嫁入りの資金を稼ぎたいところではないでしょうか。前走が3ヶ月ぶりの8kg増を叩いて今回は勝負の時とみたいですし、サクラローレルの代表産駒、の座にはサクラセンチュリーがいるものの、賞金ではアチラが29000万、リンガスが22000万でその差7000万……、を追い抜くためにはOPに重賞のひとつふたつ勝たねばならないのですが、かつてマイネルセレクトヒカリジルコニアを追い詰めた地力もありますし、そこらへんに期待ということで。

 地力に期待、では前走でトウショウギアを抑えたディバインシルバーが好調とか。通算(0130)と好相性のクラスターCも、今年は1:09.9と優秀な時計で走破。57kgのトップハンデですが、重賞3勝の実績は随一で、前走は1kgをくれたトウショウと今度は同斤ですから、目下の勢いならばさらに差をつけても不思議ではないところです。

 7歳牝馬、8歳牡馬のベテラン……(年寄り?)ですが、高齢馬が活躍する季節でもありますし、どちらかに期待します。選ぶ時は人気薄を、との法則で、おそらく下になりそうなディバインシルバーをチョイス。展開や騎手を考えるとリンガスですが、穂苅騎手は今夏開催の新潟でダート1200m戦を(0304)と、勝ちきれてないまでもなかなか悪くない結果でありますし(ヨシトミ騎手は(241-10))。

ディバインシルバー 単勝1000円 複勝1000円 ワイド⑧⑭500円