2回福島8日
- 11R 七夕賞
期待(?)の穴馬が回避&除外で、グラスボンバーでも買っとけば……
とかなんとか弱気(堅実)な考えで良いような気がしますけれど、ここは負けることを期待しようかと。かのウインブレイズですら57.5kgを背負って1番人気を2着に負けてますしね。
メンバーを眺めると前に行きたい馬が多いようで、テンはけっこう早くなりそうな気配。福島芝2000mコースが週中に書いたような理由もあってか、七夕賞は例年テンの速い展開が多くなり、今年も雨が降らなければおそらく3F35秒台前半の展開、と推測できるのではないでしょうか。でもこれ、よく見たらコンゴウリキシオー&岩田が前走で作った流れ(35.5秒)に近いですし、当然有利と考えられて……、それじゃあ、ねぇ。
ちょっと角度を変えて考えると、3F35秒前半は中距離戦にしては速いペースで、より短い距離に近い流れといえます。近年の七夕賞勝ち馬の戦績を思い出せば、ダイワレイダース、チアズブライトリー、ミデオンビット、イーグルカフェ、と、いずれも2000mではなくてマイルとか1800mあたりで好走してきた馬。それも東京マイル、1800m、京都1800mの実績。やはり今年の勝ち馬もこの流れで考えればいいのではないでしょうか。
東京マイル、1800m、京都1800mで重賞実績のある馬を選んでみますと、
コンゴウリキシオー(きさらぎ賞)
フジサイレンス(東京新聞杯)
やや、2頭しかいない。となれば、コンゴウは人気ですからここはフジサイレンス、といきたいところなんですが、エダテル騎手が暴力事件とかで騎乗停止明け直後。この人がいきなり重賞勝っていいのかな……、と理由にならない不安が湧いてきます。
東京、京都と決めないでマイル実績ということで考えますと、はるか昔ですが新潟2歳Sを勝っているダイワバンディットも資格はあるといえましょうか。東京でもNHKマイルCで、いちおうカメハメハ、サンビーム、ボーラーに続く4着してますし、鞍上も土曜現在で福島リーディングのトップに立っている北村宏騎手なら……、まあ文句は出ない。どこを通っても荒れ馬場の福島ですから、インに固執する騎手はむしろプラスになるはず。
前走をどう見るか、ちょっと考えどころではありますが、超スローながらもそれなりに競られる展開、直線では勝ち馬を差し返すシーンもありましたし、強引な見立てながら、エアシェイディが56kgで出走していれば今回もかなり上位人気だったはずで、勝ち負けもきっと……? ま、そんな願いをマークシートに込めてみましょう。