3回京都4日

 レースはトウカイトリック芹沢の逃げが大方の予想ですが、ビッグゴールドシルクフェイマスブルートルネードあたりも逃げ候補。競り合ってハイペース、なんてことには間違ってもならないでしょうが、前走でスタミナにも絶対の自信をつけたディープインパクトも早めスパートになりそうですし、同じく前走の阪神大賞典で、トウカイトリックにまんまと逃げ粘られたデルタブルース陣営も「坂の下りからロングスパート」ということですから、今回は前が恵まれて残ってしまう、なんてことはなさそう。まあ、ディープが勝つとして、2着に来るのは死んだふりして後方から突っ込んでくる馬ではないかしらん、とイメージ。

 京都で着狙いをさせれば天下一品なのが四位騎手、騎乗しているのが……アドマイヤモナークか。条件戦ながらこの5戦連続連対中で、複勝圏なら8戦連続。その間上がりの脚はメンバー中1、2番手。条件で勝ちきれなかった馬が天下のG1でナニとは思いますが、良くも悪くも相手なり、と拡大解釈も出来なくはない、かな。

 父がSadler's Wells産駒の仏愛ダービードリームウェル夢の泉、なんとも良い名前ではないでしょうか。大舞台に強いRibotの血が父の母に入ってますし、母の父がトニービンなのも京都の馬場にピタリ。まあ父系が重厚すぎる嫌いはありますが、人気もないことですし、ディープから100万馬券、の夢をみると……ないじゃん。3着にチャクラをおいた45万馬券が最高かぁ。

 と、アドマイヤモナークを俎板にあげると、トウカイカムカムも考えなければなりませんし、ストラタジェムファストタテヤマハイフレンドトライあたりも戦績から気になってくるところ。限がないのよね。

 そういえば、あどまい屋の馬ってダービーは取っていても、まだ春秋含めて「盾」は取ってないはず。このオーナーについてよくは知りませんが、たしか土建屋で、風貌も……まあナニなお方。メジロのオーナーではありませんが、「天皇」賞のタイトルは是非とも欲しいところだろう、との偏見。あどまい屋の馬はアドマイヤモナークと奥さん名義のリンカーン

 リンカーンは、まあ、2番人気。どうも天皇賞となると凡走する妙な馬ですが、一昨年はイングランディーレのアノ展開、去年は最後方から直線外目を回して届かない競馬。騎手も変わって、今年は前二年のような不器用な競馬にはならないことでしょう。

 でも、ディープ−リンカーンじゃあつかないしナア……、と思ってオッズを見てみると、馬連で4倍もついてるのね。ならこの一点を保険にして、穴っぽいところにバラバラをディープから流してみるのも一興か。

馬連⑦−⑪1000円
馬連⑦−①⑥⑩⑬各500円