1回中京3日
- 11R ファルコンS
土曜の重賞はなんだか荒れる印象があります。今年、正月の変則日程を除いた、土曜日に開催された重賞は、東京新聞杯、小倉大賞典、クイーンC、京都記念、アーリントンC、オーシャンS、チューリップ賞、の7重賞。うち三連単で十万馬券を超えなかったのが、京都記念とアーリントンCの2つだけ。土曜の重賞は荒れることを前提に考えた方が良さそうです。
今週のファルコンS、クリスタルCも旧ファルコンSも荒れる重賞として名を馳せていた事もありますし、人気馬はアヤシイと考えたくなってきます。馬柱を眺めると、OPクラスで好走歴があるのはプラチナローズとウェスタンビーナスの2頭、の低調なメンバー構成。こうなるとどの馬にも勝つ可能性があるように思えてきます。
1番人気モノのレッドスプレンダーにしても、前走負かしたバロンハーバーの成績を考えるとあまり強気には出れません。タガノバスティーユは脚質と騎手で外を回すこと確実でしょうし、フェアリーS2着ウェスタンビーナスはテン乗りの騎手が不安でいっぱいいっぱい。
まあ、どの馬も不安なんですけど、実績上位のプラチナローズに期待。福島2歳Sの1:09.2は、開催中のほとんどの古馬500万下より優秀な時計でしたし、今回テン乗り騎手の藤岡騎手も、若手ながらも悪くない騎乗ぶり。どうも重賞ではあと一歩が足りてませんが、昨年の6月ファルコンSでフェリシアをインで伸ばしたような競馬をしてくれれば……