重賞展望

 今週末は秋のG1戦線も一休み。アルゼンチン共和国杯ファンタジーSといろんな意味で興味をそそられる重賞がありますが、もっと興味深いのは土曜東京メーンのブラジルC、ジンクライシスが今年はハンデ59kgで登録。しかし、前走の神無月S2年連続2着といい、なんてオモシロイ馬。今後ワタクシの記憶に残ってしまう迷馬となることでしょう。ここは是非とも出走して勝って欲しいところですが……回避かなあ。

 日曜東京ではアルゼンチン共和国杯が。さすがに秋天ダイワメジャーが出走できなかっただけあり、例年なら天皇賞を使っているだろう顔がチラホラと眺められ、なかなかに好メンバーな印象で、いつものことながら頭を悩ませる週末になりそうです。

 中でも注目はやはり、このレースで復帰するデルタブルース。去年の有馬記念以来休んでましたので、ここで賞金を加算しておかないと、下手したら有馬記念に出走できなくなってしまう罠が。人気投票で10位以内に確実に入るほどの人気モノでもありませんし、なんか書いてて不吉な予感が……

 日曜京都では2歳牝馬ファンタジーS。小倉2歳S1着2着、新潟2歳S2着3着、函館2歳S2着、などなど、現時点の牝馬戦線のトップがほぼ集まった好メンバー、暮れの大一番に向けて注目しておきたい一戦です。ワタクシ的には、ここにテイエムプリキュアがいれば……と思わないでもありませんが。

 なんか、上記の5頭BOXの3連複でもいいんじゃないか? という気も一瞬しますが、一週間かけてじっくりと予想してみようかと思います。期待するのは長期予想でJF馬に推したセントルイスガール。ですが、勝ってしまえば本番で人気が集まってしまうので、ここは是非とも直線不利とかで脚を余して欲しいなぁ、と欲深な願いをマリア様に。